2016.08.17 新たなる出発
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
こんにちは。
はい、こんにちは。
35回目の登場です、カトウです。
昨年の4月から始まったATHLEADブログ。
そして、カトウブログ。
長いようで、短いようで。
あっという間の35回目の投稿です。
本日も元気によろしくお願いします。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
はい、では、早速ですが、始めますよ!
リオ五輪に甲子園と沢山のスポーツが日本を盛り上げてくれていますが、
カトウは「彼」に注目をしていました。
カトウごときが、
「彼」を
『彼』と
呼んでいいものなのか?
いや、ダメなんです。
野球人として、
男として、
日本人として、
カトウは尊敬しています。
そう、誰もが知っている
「イチロー」です。
イチローさんです。
リオ五輪で少し影が薄くなっていましたが、
イチローさんは偉業を達成しました。
そんな偉業を達成した際の記事を見つけましたので、
是非見てみてくださいな。
実は3001本目を大切にしていた……。 イチロー夫妻、偉業の舞台裏で。
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3000安打偉業達成の翌日。
イチローが本拠地マーリンズ・パークのフィールドにストレッチのために出てくると、
チームメイトが笑いながら声をかけた。
「オイ、イチ、見てみろよ」
控え捕手のマシスが、そう言って指を向けた先には日米の報道陣がいた。
だが、そこにいた日本報道陣はこのときわずかにふたりだけ。
前日までは常に70人以上の日本報道陣がイチローの一挙手一投足を追いかけていたのとは、
あまりにも違いすぎる光景。
イチローはマシスに会釈した後、ジョークを交え、
そして、ちょっぴり大袈裟に両腕で力こぶをつくって見せた。
ナインの間には笑い声が広がり、イチローも笑っている。
たとえ練習であれ、
フィールドでイチローが力こぶを見せるようなガッツポーズをしたことがあっただろうか。
「(これからは)感情を無にしてきたところを、嬉しかったり、悔しかったり、それなりの感情を少しだけ見せられたらいい」
前日の3000安打達成記者会見での思いを早速行動に移した無邪気なイチローの姿が微笑ましかった。
最近、「感謝」という言葉を使うことが増えた。
2015年にマーリンズ移籍後、イチローはよく「感謝」という言葉を使うようになった。
選手として、経験を積めば積むほどに人の痛みを知る。
その裏返しとも感じる。
ピート・ローズを越える日米通算4257安打を放った際には、
「アメリカに来て、途中、チームメイト、同じ仲間であっても、しんどかったことはたくさんあったが、今の仲間は『チームメイトとして最高』とハッキリ言える。まぁ、『子』たちですよね、年齢差から言えば。本当に感謝しています」
と話した。
3000安打達成時には、
「(最初に感謝するのは)このきっかけを作ってくれた仰木(彬)監督ですかね。神戸で2000年の秋に、お酒の力を使って(メジャー挑戦を)僕が口説いたんですけど、その仰木さんの決断がなければ、何も始まらなかった」
登録名「イチロー」を生み出し、’05年に他界したオリックス時代の指揮官に感謝の言葉を向けた。
そのイチローが3000安打達成の翌日、一夜明けの記者会見で三たび、感謝の気持ちを表した。
今度は弓子夫人だった。
「昨日も記者会見場に彼女がいたんですけど、『誰に最初に(感謝の気持ちを)伝えたいか』と聞かれたときに頭に浮かんだんですよ。でも、そこにいたので、そうは言えなかった。僕もそういうの苦手ですからね」
はにかみながら言葉を選ぶイチローの表情が印象的だった。
しばらくは弓子夫人を球場で見ることはなかったが……。
メジャー約140年の歴史の中で3000安打達成はわずかに30人しかいない。しかも、シーズン16年目での到達はあのピート・ローズと並び史上最速タイである。イチロー自身も今季中の達成を見据えた大きな目標であったし、リオ五輪の真っ只中でありながら日本中がイチローの偉業に感動することとなった。
だが、イチローにはその3000安打同様に大切にする1本があった。3001安打である。そのヒントも弓子夫人にあった。
2012年にヤンキース移籍後、球場を訪れる弓子夫人の姿を見かけることはなかった。
その彼女が3000安打に残り2本に迫った7月28日の本拠地の試合を観戦に訪れた。3000安打を意識してのものであることは言うまでもない。王手をかけて挑んだ8月7日のデンバーでの試合も同じだった。
マイアミの自宅を早朝に出発し、空路4時間強。デーゲームで行われたデンバーでの偉業を見守った。
その彼女が3000安打達成後、初スタメンとなった10日の本拠地での試合を観戦に訪れた。
意味するものは――3001安打目をイチローが大切にするという思いしかない、と直感した。
イチローは夫人が見守る中、5回に左前打を放ち3001安打。9回にも左中間二塁打で3002安打まで伸ばした。試合後、そのイチローに聞いた。
「3001安打、新たなスタートを大事にした思いはあるのか」
イチローは答えた。
「いいじゃないですか。想像通りだと思います」
柔和な優しい笑顔に気持ちが表れていた。
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感動、カトウ!カトウ、感動です!!
奥さんとの二人三脚。
積み重ねた安打数。
節目。
そして、新たなるスタート。
「目標を設定し、ゴールに向けて努力する。達成したときは、感情を全力で出して、
それに満足することなく、新たなる目標に向けて努力する。」
カトウは、そう自分に言い聞かせるのであった。
よし、今日もスポーツを楽しもう!