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BLOG

2016年5月23日

2016.05.23    真の強さとは何か!?

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするアスリードブログ。
アスリートの魂ブログ担当、ZAKIです!

 

さあ、今日は早速本題に入っちゃいますよー!

 

大相撲が好きな方はこのブログ閲覧者の中にどれぐらいいるのでしょうか?
昨今の大相撲人気は以前の八百長問題時と比べると比にならないほど。
せっかく大阪に来たわけなので、大阪場所を観に行こうと思ってもチケットはSOLD OUT!!
ZAKIにとっては嬉しいやら悲しいやらの状況なのです!

 

そんな人気を取り戻している大相撲ですが、横綱の強さ。とくに白鴎関の強さもまた人気の一つでしょう。
5月22日まで行われていた夏場所で、全勝優勝を果たしました!
12回目の全勝優勝は歴代最多!
これまでの歴史を見ても最強の横綱の相撲が今観られるのです!!

 

ただ、ここで一つ度々取り上げられる問題があります。
それは「品格問題」

 

今日はリスペクトをしている前提で、この問題に鋭く突っ込んでいた、
「確かに!」と思える記事がありましたので、ご紹介したいと思います!

 

相撲愛好家のライター、能町みね子さんの記事がNumber Webに掲載されていましたので、引用させて頂きたいと思います。
「強くなる横綱への批判」
今年の春場所千秋楽。優勝のかかった結びの一番で、日馬富士を相手に立ち合いで左に大きく身体を躱し、「変化」で勝ったのは記憶に新しい。館内には前代未聞の大ブーイングが起こり、それに気圧されるように白鵬は土俵下でのインタビューの最中に相撲内容について謝罪し、ついには泣いてしまうという異常事態が起こりました。白鵬の相撲内容が批判されること自体は、以前から珍しくない。しかし、問題の春場所を終え、夏場所になって批判はさらに大きくなったように感じます。

 

まず一点は「カチ上げ」。カチ上げは本来肩から腕全体で相手の身体にぶち当たって身体を起こす技です。しかし白鵬は肘の鋭角の部分で殴りつけるようにすることが多く、ほぼ肘打ちです。肘打ちは大相撲の禁じ手の規定には入っていませんが、相撲の技術の一つとして数えられたことはおそらく歴史上ないのではないでしょうか。

 

二点目は、勝負がついた後の土俵外でのダメ押し。以前から何度も批判されており、今場所も正代と魁聖を土俵外で押しています。それを審判部に注意されてからも、勝負後に二字口に戻ろうとする琴勇輝の背中を土俵の内側に向かって突くという行為に及ぶ始末。これについては、「大したことではない」という人もいますが、さすがに擁護の意見は少なく、見苦しいと言われています。 かつて朝青龍が横綱だった時代、彼は「品格がない」とやかましく批判されていましたが、本人は当惑していたのをよく覚えています。確かに「品格とは何か」なんて、日本人だってはっきりとは分からない。批判するときに、曖昧な言葉を根拠にするのはよくないのだ。また、「横綱は格下の力士をしっかり受けて相撲を取るべきだ」という批判もよく聞くけれど、これについても反例がいくらでも出てきてしまう。

 

この様な白鴎の相撲に対し、能町さんは自分の言葉で白鴎の相撲を批判しています!

 

「横綱は「どうしても勝てない相手」がいない存在」

 

まず、肘打ち気味のカチ上げについて。私がこれを批判するいちばんの理由は、端的に言うと「横綱らしくない」というのが最大の理由です。

 

 さて、「横綱らしい相撲」ではやはり曖昧なので、それは具体的にどういうことか考えてみます。「横綱らしい」とはつまり、最高位ゆえに基本的に誰よりも強いということであり、相撲界の代表ですから、少なくとも「相手を土俵から出す」「相手の足の裏以外の部分を土俵につける」という相撲の大原則の勝ち方に沿っている、ということになります。

だから、格下の力士が自らの弱点を補うための、立ち合いでの奇策――立ち合いの変化、猫だましなどを使うのは到底横綱らしい相撲とは言えないし、脳震盪での失神を狙ったり、執拗に顔を張って出血させるなど、大原則の勝ち方に直接つながらない肉体的ダメージを与える技も到底横綱らしいとは言えません。

 

 

横綱とはいえ調子の良し悪しもあるから、絶対に15日間「横綱らしい相撲」を取るべし、とまでは言わない。しかし、お金を払って見に来る客は、横綱らしい相撲を見たい、そしてそんな横綱相手に奮闘する力士が見たい、と期待して場所に来ます。白鵬は今場所すでに失神狙いの技を3回も出している。奇策ばかりの横綱らしくない相撲を見せられては、不興を買うのも当然だと思います。

 

ダメ押しについては言うまでもありません。力を抜いた相手にとっては危険だし、白黒ついたあとは心を鎮め礼をして終わるのが相撲の美しさなのに、勝負以外で突くのは八つ当たりのようで単純に見苦しい。横綱以外でも許されないのだから、頂点に立つ横綱ならば執拗に批判されて当然です。

「最強であるが故の批判」

 

白鵬は今もなお現役最強であることは間違いありません。最強の座に鎮座する人による、奇策を弄しない、そして制裁のような肉体的ダメージを与えない、ほれぼれするような相撲を期待しているのに、それが頻繁に裏切られる。だから私はいつも批判ばかりしてしまうのです。

先日のサッカーアジアチャンピオンズリーグでも韓国選手がグラウンドにゴミを投げたことがニュースになっていましたよね。

勝てば何をしても良い。悔しければ周りは関係ない。

これはスポーツを行う上では許されないのです!

素晴らしい選手ほどこの魂はしっかりしている!よりスポーツを楽しむために、楽しませるために、まずはスポーツマンとしての魂を標準装備したいものです!

 

さあ、スポーツを楽しもう!!!