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BLOG

2016年2月22日

2016.02.22    ジャンプ界のレジェンド

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするアスリードブログ。
アスリートの魂ブログ担当、ZAKIです!

 

さてさて、2月ももう終わり。いよいよ3月大会が迫ってまいりました!!
そんな中、ZAKIが関東でブログを書くのも今回が最後です!
決して退職するわけではありませんよ‼

 

関西支社が出来上がりましたので、明日から関西に引っ越し致します。
引き続き、関西の地からZAKIブロ書かせて頂きます(^O^)

 

さて今回は、「レジェンド」について書きたいと思います。
ZAKIブロに登場したレジェンドと称される選手は2人。イチロー選手と西口選手。
そして今回3人目の登場はスキージャンプ界のレジェンド「葛西紀明」選手!先日のプロフェッショナル仕事の流儀でも特集されていました。

 

「KAMIKAZE KASAI」

 

キャリア25年。オリンピック7回出場。ソチオリンピックでの41歳にして表彰台に上った記録はギネスにも認定されている。
スキージャンプ競技のピークは20代。
30代で引退する選手が多いことを考えると、この事がどれだけ偉大か分かると思います!

 

スキージャンプは滑走スピードは100キロに迫り、数秒で着地するというハイスピード競技である。それ故に素人にはジャンプした後は同一姿勢を保っている様に見えるが、風の抵抗を瞬時に判断し、手や体を細かく動かしバランスを取ったりする繊細な面も持ち合わせる。

 

「瞬時に対応する」

 

これが出来なければ勝てない。歳を重ねれば、若い選手に勝てない。
これが分かっているから、葛西選手は変化を恐れずに、良いと思ったものをどんどん取り入れていきます!
先述した「KAMIKAZE KASAI」はV字ジャンプが主流の時に、思い切った前傾姿勢で飛んだ葛西選手についた愛称。

 

30代ではモモンガの様なスタイルで飛んだことで世界を驚かせた
どんなスポーツプレーヤーにも、フォームは命の様なもの。これを変えることは非常に怖いはずです。
しかし、角界の一流選手はこれを恐れない。
葛西選手も同じです。

 

「変化を恐れないから、継続できる」

 

この様に番組では述べています。
しかし、大きな試練が立ちはだかります。
妹が難病にかかってしまい、母が火災による大やけどが原因で亡くなってしまう。

 

ここから、この2人のためにメダルを取るということにこだわっていきます。
これまで以上にストイックにトレーニングし、ジャンプ時のイメージを常に細かく考える。
この頃全く笑わないことから「鉄仮面」と言われるようにもなった。

 

「日本のエースとして4度目のオリンピック。まさかの転倒」

 

これだけ鍛えても結果は出ない。むしろ惨敗。限界を感じ始めていた。
そんな時に出会ったコーチがジャンプを楽しめる仲間、環境を提供した。
この「楽しさ」の大切さが分かっているからこそ、現在後輩たちとのトレーニングではリラックスを心がけ、笑顔で練習する姿も見られる!

 

40歳を迎え、これまでの習慣を辞めたことがある。
大会中は、母からもらった手紙を肌身離さず持っていたが、家に置いていくことに。そしてソチ五輪。勝つために最も大事なことに気が付いたという。

 

「その瞬間、無心になれるか」

 

小学校で始めたジャンプ。
中学までは飛べば勝てる。細かなことは気にせず、ただ飛んだ。それ以来の感覚が甦ったと語った。
団体で銅メダル、個人で銀メダルを獲得!
努力をし、勝利への欲を強く持っていた葛西選手。しかし、ここまで戦ってきたからこそ本当の強さがどこにあるのか気付いたのかもしれません!

 

W杯の総合チャンピオンが目標として現在戦っている葛西選手。
先日も札幌W杯で3位に入賞し、自身の持つ最年長表彰台記録を更新した!
現在も新たなフォームで更に上を目指している。

 

今でも進化しようとする姿勢は、以前に紹介したイチロー選手にも似ている部分があり、カメラの前での姿は異なるのだけれど、スポーツを楽しむ人間にとっては目の離せない人物の1人ではないでしょうか!?

 

今回のレジェンドから学ぶべきアスリートの魂
「勝ちたいときほど無心になれ!!」

 

さあ、いったんはあれこれ考えず、スポーツを楽しもう!