2018.03.06 「体が小さいという悩みを持つサッカー選手たちへ」
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
みなさん、こんにちは。
今回は、「パワー」の話です。
「パワーのある選手」
「フィジカルが強い!」
なんて言われる選手、いますよね。
例えば、過去にヴェルディなどにも所属していた、フッキ選手やイブラヒモビッチ選手、など。
どちらの選手も体が大きく、見た目からして屈強です。
では、僕のように小さい選手(168㎝)は、サッカーにおいて、パワーがないのでしょうか?
答えは、「イエス」でもあり、「ノー」でもある、です。
何が言いたいかというと、サッカーにおける「パワー」というものは、
「体の大きさ」
「筋量」
それだけでは測れない、ということです。
発揮される力の強さは、通常だと、
「速さ」×「力の強さ」×「重さ」
に応じて、変化します。
物理的な話ですね。
上からものが落ちてきて、頭にぶつかる場面(あんまりないですが・・・)を考えれば、高いところからスピードがついた状態の方が痛いですね。。。。
「速さ」
は、サッカーでいえば、「動作のスムーズさ」または「タイミング」とも言い換えられます。
適切なタイミングでの動作によって、必要なタイミングで必要な速さが発揮される、ということです。
「力の強さ」
は、筋力、筋量です。
単純に、動作に対して発揮される最大の力。
「重さ」
は、体の大きさ。
「筋量」とも言えます。
軽いより、重い方が、強い。
力が弱いより、力が強い方がいい。
でも、「スピード」があれば、
結果、
発揮される「パワー」は、
重さや、力の強さが劣っていても、同等かそれ以上にすることが可能です。
例えば・・・・
重さ「8」×筋力「6」×速さ「3」=発揮されるパワー「144」
重さ「6」×筋力「4」×速さ「6」=発揮されるパワー「144」
と、いうことです。
なので、体の小さい選手でも、
「スピード」「タイミング」を伸ばせば、サッカーの試合中にパワー不足を感じることは少なくなります。
ただし、当然ですが「重さ」「筋力」が一定レベルにないと、どうにもならないわけです。
こどもが大人に走ってぶつかっても、飛ばされないのと同じです。
なので、体の小さい選手は、
「筋力トレーニングによって、筋力を増やし、同時に体重も増やす」
「いつ、相手とコンタクトがあるのか、と理解し、スピードをもって相手とコンタクトできる、状況を作っておく」
を行っていくことが大切です。
さらに付け加えると、コンタクトする際の「姿勢」も大事です。
というわけで、「体が小さいから・・・」とあきらめず、別な努力をして、「サッカーにいきる」パワーを身につけましょう!
という話でした!
今回は以上です!
それでは、今日もスポーツを楽しもう!