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2017年3月23日

2017.03.23    「とある休日」

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

 

 

 

 

 
こんにちは、シェフの阿川です。

 

 

 

 
先日、健康診断を受けた時にウェストを測られ、衝撃的な数字を言われ愕然としました。(笑)

 

 

 

 
翌日が1日オフだったのですが、朝から昼にかけてはいつものようにグウタラに過ごしてしまいました。

 

 

 

 
昼食をガッツリ食べたところで、出かけようと思い立ち駅へ。

 

 

 

 
上野ではルネサンス期のヴェネチア絵画の企画展があったな、と思い出し上野公園を抜け東京都美術館へ!

 

 

 

 
ヴェネチア派と言えば、ベッリーニ兄弟に始まりジョルジョーネ、ティントレット、ヴェロネーゼと最高峰の巨匠が立ち並んでいますが、その連峰の中でも飛び抜けて高くそびえ立つのがティツィアーノ。

 

 

 

 
今回の展示会もティツィアーノを中心とした企画。
期待に胸を膨らませ、いざ鑑賞!

 

 

 

 
広告にも使われている「フローラ」に「ダナエ」、「教皇パウルス3世の肖像」が特に目を引きました。

 

 

 

 
ティツィアーノの絵画でも特に肖像画が好きで、彼の描く人物の表情は、描かれた本人すら自覚していない内面まで表現しているのではないか、と思うほどです。

 

 

 

 
「教皇パウルス3世の肖像」は光と影の強いコントラストが教皇の威厳と、どこか近寄り難い雰囲気を浮き彫りにして、またマントや椅子のビロードの表現も見事。

 

 

 

 
「フローラ」はとにかく美しい!
美しさと品を兼ね備えた女神の表情、シルクのような肌の質感に柔らかな赤毛の表現。

 

 

 

 
今回の展示会で一番目を引いたのはティツィアーノの作品ではなく、セバスティアーノ・デル・ピオンボの「男の肖像」でした。

 

 

 

 
ふと目を引き、立ち止まってしまう輝き、オーラがありました。

 

 

 

 
剣は何時でも抜けるぞ、と言わんばかりの緊張感漂う構図、貴族的な高貴な表情に黒を基調としたビロードの上着、えんじ色がかったシルクの肌着。
1番長く立ち止まって鑑賞した作品でした。

 

 

 

 
他には、以前ブログで紹介したルネサンス期の出版人、アルド・マヌッツィオの装飾本も展示されていだのが個人的に嬉しかったです。

 

 

 

 
ヴェネチア絵画の良さは、幾何学や遠近法がどうだとか、難しい事は考えずにただ絵を単純に楽しめるところです。

 

 

 

 
満足感で鑑賞を終えたのですが、出口にある売店に来て、「しまった!」と後悔。

 

 

 

 
ここの美術館はロッカーがさらに外にあり、完全に退出しないと荷物を取れない事を思い出しました。

 

 

 

 
何時も後悔するのですが、ロッカーに財布も全て入れて身軽に鑑賞してしまうのです。

 

 

 

 
無駄な散財をせずに済んだと思い込み夕暮れの上野へ。

 

 

 

 
ぶらぶら散策しながら湯島まで散歩。

 

 

 

 
夕食の目的地はピッツェリア ダ・ジョルジョ!

 

 

 

 
旧知の職人、ジョルジョ(日本人ですが)の焼くナポリピッツァを食べに。

 

 

 

 
ジョルジョはカプート杯で日本チャンピオンになったり、アジア3位になったりと凄腕の職人です。
(イケメンでもあります。笑)

 

 

 

 
同業ということもあり、何時もイタリア料理についてや飲食業について話し込んで、仕事の邪魔をしてしまいます。

 

 

 

 
身体を絞ろうと出かけて来たのに結局、食べ過ぎてしまい後悔半分、でも満たされて満足。

 

 

 

 
近場でも充分、非日常を味わえる事を再確認できました。

 

 

 

 
明日から節制して、キレのある動きが出来るようになればと(^^)