2017.03.14 厳しい現実
スポーツの楽しさをお伝えする ATHLEAD ブログ。
こんにちは、「スポーツは何でもやってみる!」がモットーのマツです。
凄く唐突なのですが、
私、アスリードのマツの家族に格闘家をしている兄がおりまして、先日の日曜日に国内で試合がありました。
今日はそれをブログに書いてみたいと思います。
連日の出張から帰り、金曜の夜に家に帰ってみると…
部屋が暖房30度設定の夏の様な暑さ。
その日は自分もすぐ休んだのですが、翌日が計量という事もあって、兄のサポートに。
減量は精神的に本当にきつい様で…
50度の湯船に長時間入り、体中をバスタオルや毛布でグルグル巻きに、部屋を30度設定の暖房で暖める。
意識が飛びそうになる時は私が兄の髪の毛をひっぱり、意識を保つ。
まるで、ボクシング漫画の様な光景で、何とも言えないその場の空気とミイラみたいに体中の水分が無くなっていく兄を見て、サポートをしているこちら側の息が詰まりそうでした。
その後計量はパスし、昨日の試合は結果としては負けてしまいました。
兄の負け試合を見たことは今までなく、すぐ隣には対戦相手の団体が勝利を祝福している。
非常にわかりやすい世界。
これが現実。
スポーツの世界はどんな競技であれ、勝者と敗者が存在すると思いますが、これほど、結果が全てではないと言いたくなったのは初めてでした。
兄自身は、
「試合というお客さんに成果を披露できる場があることにとても幸せを感じる、勝つことも負けることもあって格闘技はまるで人生の様だ」と一言。
スポーツに携わる者として、競技者とどのように接するべきか、どうサポートしていくべきかということを深く考えされた機会となりました。
家族と言う近い存在であるからこそ、感情的になりそうではあったものの、大切なことを学んだ2日間となりました。
長くなりましたが、身体には問題なく家族としては無事に戻って来てくれただけでも良かったと温かく兄を迎えています。
家族としては一安心です。
次回も日本国内で1回試合があるので、また今回以上にサポートしていきたいと思います。
今日もスポーツを楽しもう!