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2017年2月21日

2017.02.21    アジリティとは!?

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

 

 

みなさんこんにちは
前回は、ジョブディスクリプションの有無など、間接的な話ばかりでしたので、今回は、サッカーやスポーツで、よく耳にする、
『アジリティ』
に関して、お伝えしたいと思います!
『日本人はアジリティに優れている』
なんて、言われることもありますが、みなさん、『アジリティ』と言われると、何を思い浮かべるでしょうか?
細かく、素早く動くことが多くの方の、答えではないでしょうか?
それは、間違えてはいないが、正解ではない
と言えます!
アジリティとは、

 

『刺激に対して反応し、素早く方向転換を行う能力』
と定義されます。
つまり、定義上、
『認知する能力』
と言うものが、アジリティには含まれる、と言うことですね。
ここが、今回お伝えしたい、一番のポイントになります。
アジリティを分解すると
①認知機能
②方向転換、スピード
となります。
①の認知機能の中ではさらに

・状況の把握
・予測
・視覚による情報の読み取り
・パターン認識
②の方向転換、スピードの中では

・直線スピード
・身体の形態
・テクニック
・下半身の筋機能
と区分されます

 

 

 

一般的に言う、素早さ、のような意味で使われる

 

『アジリティ』

 

では、②の方向転換、スピード、のみにフォーカスされてしまっている、と言うことですね。

 

 

必ず、
『認知機能』
も関わってくるのです。

 

 

状況の把握、予測、視覚による情報の読み取り、パターン認識、これらは、

 

 

『戦術的な知識、理解』

 

 

と密接に関わってきます。

 

 

最近、ようやく、
状況の理解、戦術的な文脈のない、単なる『動作』としての技術は、意味がない
と言う理解がサッカー界でも進んできていますが、
『アジリティ』

 

 

も、同様だ、と言うことですね。

 

 

戦術なくして、技術も、アジリティも、意味をなさない、と言うことです!!
他のスポーツにも言えることかと思います。
素振りだけしてても、空振りばかりしてしまうでしょうし、ブロックのない中でのアタックだけトレーニングしても、実戦では使えない、ボールなしでアタックの練習だけしててもダメだし、相手がいない中でディフェンスのステップだけ練習してもダメ…

 

 

同じように、動作だけのトレーニングでは、意味がない、ということですね。
実践に近い形の中で、磨いていくことが大切だということです。
『戦術的に日本人が優れてる』

 

 

という話は、僕は一回も聞いたことがありません。

 

 

チームとしての戦術的な思考が求められるスポーツで、日本がトップを取った競技は果たしてあるでしょうか??

 

 

逆に言えば、日本のチームスポーツの発展の余地が、まだまだあるということですね!!
これからが楽しみです!

 

 

今日もスポーツを楽しもう!!