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2017年2月9日

2017.02.09    再びカエサル名言

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

 

 

 

 

 
こんにちは、シェフの阿川です。

 

 

 
今回も引き続き、息抜きのつもりでユリウス・カエサルの名言から「ブルータス、お前もか」について勝手な解釈をしてみようと思います。

 

 

 
このブルータスは、カエサル暗殺の首謀者のマルクス・ブルータスではなく、その場に居たカエサルの甥のデキムス・ブルータスを指して言った、と言う説があり、その説の方が説得力があります。
話が膨らまないので、シェイクスピアの通り首謀者ブルータスに向かって言った言葉として話を進めていきます。

 

 

 
そもそもブルータスは、常に反カエサル陣営に居て、戦いに敗れればカエサルに見逃してもらってきていました。(愛人の息子という事で。)
カエサルほどの人物であれば、予想できるメンバーの上位に名を並べていたはずです。

 

 

 
かつて、ブルータスの演説に対して「あの青年が求めているものが何であるかは分からなかったが、何かを強烈に求めている事だけは分かった。」
20歳前後の青年に対する感想ならわかるが、当時30代後半の男に対してだと、能力が無いと言っているのと同じでしょう。

 

 

 
そんな中身が幼い41歳の暗殺者に「ブルータス、お前もか」と言ったのは「まだそんな甘い考えのまま行動しているのか」と言う意味かもしれません。

 

 

 
ブルータスは理想主義で、カエサル個人に対する憎悪ではなく、カエサルの成そうとする事に憎悪して行ったと言っています。

 

 

 
暗殺直後は市民の歓声を期待していたのでしょうが、市民に愛されて政界を登ったカエサルです。
誰一人残っていない街を「自由は回復された」と叫びながらそれぞれの家に逃げ込んで息を潜めていただけでした。

 

 

 
ブルータスにとっての“ルビコン”は渡ったのですが、カエサルと違って渡った後は立ち止まってウロウロしたまま時を過ごしてしまったのです。

 

 

 
2日後には、どうやってイタリアから無事に脱出出来るか、という状況になってしまってます。

 

 

 
こうなってみると、ママを取られた子の恨みにあったと言う説も無視できないか、と思います。

 

 

 
なにしろ、41歳にもなって20歳の学生の様な事を言っているくらいですから!

 

 

 
クレオパトラを始め、艶聞の絶えなかったカエサルにとっては珍しく20年以上も関係が続いた女性でした。
(離れては戻っていける関係だった様です。)

 

 

 
カエサルは警護を嫌い、身軽に友人達と行動を共にするのを好み、暗殺の剣を向けられたのはあれが最初で最期でした。

 

 

 
運命の女神は、大ローマの基盤づくりはカエサルに任せたが、完成は若く美男子のオクタヴィアヌスにさせたかったのかも。

 

 

 
こうと思ったオンナは全てものにしたしたと言われるカエサルに、運命の女神もオンナだからチョット罰を与えたのかも。
(関係を終えても恨まれることがなかったらしいですが。)

 

 

 
死を悟ったカエサルは、倒れたときに見苦しくないようにトーガのすそを身体に巻き付けながら死んだ。
最後までカエサルはカエサルで終わった。

 

 

 
「人間ならば誰でも全てがみえるわけではない。多くの人は、自分が見たいと欲する現実しか見ていない」と人間性を直視した言葉を言っています。

 

 

 
一方で、「どれほど悪い結果に終わった事でも、それを始められたそもそもの動機は善意によるものであった。」

 

 

 
他者に対して寛容に満ちた目で人々を導いていく偉大なる指導者であり創造者であったのでしょう。

 

 

 
では、息抜きはこのへんで(^^)