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2016年11月

2016.11.17    ローマ的対処法

ライター
シェフ 阿川
シェフ 阿川

スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

 

 

 

 

こんにちは、シェフの阿川です。

 

 
オステリア242のテレビでよくローマの休日を流しています。
そこに出て来る有名な「真実の口」のシーンがありますね。
由緒ある教会に、キリスト教にそぐわないモジャモジャ髭の怪人顔!

 

 

 

違和感を感じていましたが、それもそのはず、元々は古代ローマ時代の森の神ファウヌスの顔と伝えられています。
そんな石版がなぜ!

 

 

 

真実の口の石版は実は、古代ローマ時代の排水口のフタ、つまりマンホールとして使われていたものなのです。
異教の物でも、伝説を作って観光の名所にしてしまうローマっ子のしたたかさもさることながら、2000年以上前にマンホールも備えた下水道を完備していた文明にも驚きを感じますよね。

 

 

 

1980年代のある年、ローマの街に異臭と大量のネズミが発生して、人々の生活に侵略してきた夏がありました。

 

 

 

表面的な対策ではまるで効果がなく、この侵略者対策にローマ市議会は、ああでも無い、こうでも無いと議論(?)を重ねていましたが、結局は下水道の掃除をすればよいのだ、という当たり前の案がなんとか出ました。
ただ、そこは現代のローマっ子、直ぐに清掃するのではなく、「最後に清掃したのはいつなのか、そもそもこの下水道はいつ作られたのか」また、「ウ~ンそうだなぁ」と議論が始まり、調査まで始めました。

 

 

 

その結果判明した事実は、作られたのが2000年以上前の古代ローマ時代で、最後の大規模な清掃をした記録があるのはローマ時代末期の1700年前!

 

 

 

普通なら、直ぐにでも清掃を始めるところですが、ローマっ子は別の考え方をします。
1700年そのままで平気だったのだから数年放っておいても自分たちの不名誉にはならないだろうと!

 

 

 

2000年使い続けられる技術を持っていたローマ人の遺産は多々あり、現在使われている街道、橋も紀元前に作られたものです。
アッピア街道やフラミニア街道に代表される国道は古代の道の上にアスファルトで固めただけです。
下水排水溝も完備していて、車道(もちろん馬車や軍隊の行進用)と歩道と区別されていました。
当然、メンテナンスの重要性も理解して補修した人の名を付けた橋もあります。

 

 

 

古代ローマの技術について述べるとキリがないのでこのへんにしますが、現代イタリア人より、勤勉な日本人に近いような気がします。

 

 

 

現代のイタリア人の男女の自然な挨拶の感じで、よく次のようなことを言います。

 

 

 

“ソノ・ツァ・ディスポジツィオーネ”

 

 

 

直訳すると「ボクはあなたのお望みの状態にあります。」

 

 

 

これは口説き文句としても使われますが、「何時から何時までの間ならば自分は貴方のお好きなようにします」つまり「その間ならば空いてるよ」という意味です。

 

 

 
官能性に秀でたイタリア人ならではの言いまわしですね。
異性間の対処法だけは飛び抜けている現代イタリア人(笑)
試しに使ってみてはいかがですか?

 

“ソノ・ツァ・ディスポジツィオーネ”

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