2016.11.11 高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権関東大会
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
今週はスポーツ業界最長老のヤギです。
前回までお届けした神奈川県横浜市所属の大豆戸FCジュニアユース。
現在、日本各地で行われている「高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権」いわゆる中学生年代最高峰の全国大会ですが、この関東予選でその大豆戸FCが大暴れしております。
ドイツに遠征した選手の一つ上の世代の学年ですが、遠征にも参加した選手も何名か入っておりチームの原動力になっています。
この大会は全国に出るまでの道のりが相当シビアで、まず関東リーグの1部2部に所属しているチームは県予選は免除。
それ以外のチームは、神奈川だとリーグ戦の1位のチームも県予選は免除。
残る200前後のチームが一発トーナメントで最後に関東大会に出場できるのはなんと2チームだけ。
今年は、その予選で神奈川の頂点に輝き、続く関東予選は免除になったツワモノ揃いと対戦。
ここの条件は関東各地のツワモノ48チームを16チーム3トーナメントに分け、それぞれの優勝のみの3チームだけがやっと全国に出場できるという非常に困難な道のり。
大豆戸FCは過去この大会に何度も挑み、関東大会は常連ながら全国までの道は遠く最高でベスト8止まりでした。
そして今年度。
その関東大会で大豆戸FCが過去最高タイのベスト8まで勝ち進んでいるんです!!
ベスト8までの道のりは、
1回戦:関東リーグ2部チャンピオン Jリーグ下部組織の「鹿島アントラーズノルテ」
見事勝利!
2回戦:関東リーグ2部2位のJリーグ下部組織の「栃木SC」を破った千葉県リーグ1部のJリーグ下部組織の「柏レイソルTOR」
見事勝利!
この過去最高記録を残した世代は、現U-19日本代表で日本の東京五輪世代のスーパーエース「小川航基選手」が大豆戸FCに所属したいた時の記録なんです!
さらに、街クラブと言われるJリーグの下部組織でないチームが残っているのは現在24クラブ中2チームだけという快挙なんです。
今、その記録を破るチャンスをチームは得ました。
あと2つ。
ここからも相当厳しい試合が待ち受けております。
準決勝:関東リーグ1部 Jリーグ下部組織の「浦和レッズ」
決勝:関東リーグ1部 Jリーグ下部組織の「湘南ベルマーレ」と同じく街クラブで旋風を巻き起こしている「前橋ジュニア」の勝者
今週土曜日・日曜日で彼らの運命が決まります。
ただ、勝ち続けることによって3年間一緒にサッカーをしてきた仲間との時間が増える方が、彼らにとっては一番大事なのかもしれません。
選手・スタッフの皆さんが少しでも長くこのメンバーで楽しくサッカーできることを応援しております!!
それではスポーツを楽しもう!