2016.10.14 ドイツ遠征2016 BVBドルトムント編
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
今週はスポーツ業界最長老のヤギです。
今回で3回目となりますが、今回も横浜の中学生サッカーチーム「大豆戸FC」とのドイツ遠征についてお伝えいたします。
今回は前回にも告知した通り、日本代表の香川真司選手が所属するBVBドルトムントに遠征した1日をご紹介いたします。
ドイツ遠征のメインイベントでもあるドルトムント遠征は、午前中から選手のみんなにとって刺激的な1日でした。
まずは、到着してすぐ目に入ってきたのは、現在世界NO.1のスタジアムと言われているBVBの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでした。
ユニホームカラーでもおなじみの黄色と黒のツートンカラーだらけ。
ここまで徹底すると、もうそれはオシャレでしかありませんでした。
もちろんカラーリングだけではなく世界NO.1と言われるほどの観客席の数には圧倒されました。
その他、香川選手の顔写真入りロッカーやピッチレベルにあるベンチ。
そして、徹底管理された芝。
全てが日本とは比べものにならないプロフェッショナルがそこにありました。
そして、ガイドの方に教えていただいて最も驚いた内容が世界NO.1の観客席数は99.5%が年間チケット購入者だと言うことでした。
日本では考えられない数字でした。(日本は無料配布されるカードがあるくらいなのに・・・)
もう全てが「すごい」の一言でした。
そして一行はスタジアムに併設しているファンショップへ。
2階建てのファンショップでBVBグッズはタオルやペナントやユニホームだけでなく、日用品からアパレルグッズまで全てが用意されていました。
各々選手は日本へのお土産を大量に買い込み、待ちに待ったBVBとのトーレーニングマッチへ。
少し離れたクラブハウスはこれまたスタジアム同様、おなじみのカラーリング。
ピッチは天然芝・人工芝合わせて6面ほどあったかと思います。
後に聞いた話だと、ドイツの中でもクラブハウスの施設が1・2を争うほど充実しているとのことでした。
選手は専用のロッカールームでユニホームに着替え徐々に戦闘モードに。
その後、人工芝ピッチでアップを開始していると、トップチームと同じユニホームを着たBVB選手も到着しアップを開始。
大豆戸FCスタッフとBVBスタッフの交流が済むといよいよキックオフの時間。
試合展開は予想以上にBVBのゲーム展開。
円陣の前にBVBの選手がドイツ語で「この日本人たちぶっ潰してやろうぜ!」と言っていたらしく、開始早々からトップギアのBVBにこれまで対戦した相手とは比べ物にならないほど圧倒され、10番の選手を中心に得点を重ねられ前半終わってなんと11-0。
後半はスリッピーなピッチでミスから1点をオウンゴールで返すも終わってみれば15-1の大敗をくらってしまいました。
しかも後半はツータッチ規制あり。
日本でも強豪の部類に入る大豆戸FCがここまでやられるとは予想以上でした。
ただ選手・スタッフの皆さんが経験したこの大敗はもしかしたら一生味合わない経験かもしれません。
日本のどのチームと対戦してもBVBより強いチームはおそらくないはず。
ぜひこの経験を生かして欲しい一戦でした。
それにしてもBVBの選手たちは強かった!
シュートが全て腰より下。
そしてほぼサイドネット。
ボールのスピードも判断も足も速い。
などなど、恐ろしいチームでした。
ただ、この素晴らしい環境の素晴らしい下部組織があるチームのトップには日本人の香川真司選手が所属しているんですよね。
香川選手はどれだけ素晴らしい選手なんだろう。
尊敬しかありませんね。
先日行われたW杯予選も、日本代表の10番としてプレーしております。
現在賛否両論ありますが、以前のような誰も止められない香川選手に復活して、BVBでも日本代表でもまだまだ活躍して日本の子供達の憧れとして頑張っていただきたいです。
それではスポーツを楽しもう!