2016.04.12 不屈の精神!下半身不随からの復活!
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
こんにちは。ビッグフット藤本です。
今年は暖冬という事もあり、本来は春スキーを楽しめるはずのゲレンデも次々と営業終了。
毎年、ゴールデンウィークに滑り納めをしているビックフットにとっては、少し物足りないシーズンとなってしまいました。
そんな中、スノーボード界を明るくするビックニュースが飛び込んできました!
岡本圭司、軌跡の復活です!!
岡本圭司は国内での成功例がない高難度のトリックなどに積極的に取り組み、日本のスノーボードシーンを牽引してきたトップライダーです。
さかのぼる事2015年の2月、衝撃的な事故が起きます。
国内屈指のプロスノーボードプロダクションHYWODのリーダーである岡本圭司が撮影中の事故により下半身不随となってしまったのです。
岡本圭司は自身のFaceBookにて以下のように投稿しています。
『長らく更新出来ませんでしたが、プロとして活動してきた以上、いつかは言わないといけないので、報告します。
2月7日の撮影中に事故起きて、道路に転落、第3腰椎の骨折をはじめ、十数ヵ所骨折しました。
すぐにヘリで搬送されて緊急手術をして頂け、そのまま入院ということになりましたが、結果的には脊髄を損傷して、下半身が動かなくなってしまいました。
今は絶対安静で首しか上げれない状態が続いていますが、神戸から妻が来てくれて、仲間が仕事を回してくれて、なんとか生きています。
正直まだ書ける事は何もありません。
毎日、支えられながら絶望感や恐怖、不安と戦っています。
これからどうなっていくかはわかりませんが、たまにはブログも更新できればと思っています。
応援してくれたり、サポートしてくれてた皆様には本当に申し訳ありません。
ただ、これからも諦めずに頑張って生きたいと思います。』
ビックフット自身もHYWODのムービー試写会に足を運んだり、チームがプロデュースする長野県白馬47のスノーボードパークで滑ったりと、スノーボードをする環境下ではとても身近な存在だっただけに、事故を知りいたたまれない気持ちになりました。
一度は医師から「一生車いす」と告げられますが、壮絶なリハビリと、家族の献身的なサポートにより奇跡的な回復を見せます。
事故の翌日から毎日3時間、動かない右足をずっとマッサージし続けた奥さんの、「大丈夫!」という言葉に、目頭が熱くなりました。
そして、脊髄損傷の大怪我から1年1ヶ月ぶりの2016年3月、岡本圭司は再びゲレンデに戻ってくるのです!
多くのサポートと、自身の強い想いが奇跡の復活を実現させたのでしょう。
スノーボードは団体競技ではありませんが、チームスポーツでもある事を証明し、なによりプロフェッショナルとしての在り方を示したように思います。
今後の岡本圭司の活躍を祈るばかりです!
それでは、スポーツを楽しもう!