Athlead03
 
Athlead02
 
Athlead01
 

BLOG

2016年2月2日

2016.02.02    雪山リスクマネージメント

ライター
<? echo $writer2->name; ?>
name; ?>

スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
こんにちは。ビッグフット藤本です。
ウィンターシーズン真っただ中、否が応にもビッグフットの『雪山』に関するブログは熱を帯びてきます。笑
前回は、国内のみならず世界を魅了するニセコのジャパウをご紹介致しました。

 

しかし、自然を相手に行うスポーツは、知識だけではなく技術そして経験があったとしても危険と隣り合わせです。
ATHLEADブログはスポーツの楽しさをお伝えするブログですが、楽しさばかりを伝えていてはその裏に潜む危険を見落としてしまいます。今回は、その楽しさとは表裏一体にあるリスクの部分にも目を向けていきたいと思います。

 

毎年、雪山で発生する事故は後を絶ちません。
過去24年間で、雪崩による死亡事故は年平均5件発生し、年平均9人が亡くなっています。死者の8割がレクリエーション中で、登山者やバックカントリースキーヤー、バックカントリースノーボーダー、スノーモービルなど、死亡事故の94%が山岳で発生しています。
※参考資料 日本雪崩ネットワーク

 

ちょうど一年前の2015年2月3日(火)に放送された、NHK報道番組『クローズアップ現代』の「相次ぐ“バックカントリー”事故」は、私達スノーボード仲間の間では大変な話題となりました。これまで上級者しか踏み込まなかったバックカントリーに気軽にアクセスできるようになった背景や、実際に雪崩に遭遇した人の話、そして前回ご紹介したニセコの安全対策(ニセコルール)などが紹介されています。

 

バックカントリーの大衆化として紹介されてのは、90年代にスノーボードが日本に入ってきたばかりの当時の若者が中年になり、体力の衰えとともに、新たな楽しみとしてバックカントリーに向かったというものです。

 

 

メーカーもこの新しい市場に参入し、パウダースノー専用のボードが数多くリリースされ、高い技能が必要だったバックカントリーへのアクセスが容易なったのです。ビッグフットもこの流れのド真ん中にいます。決して他人事ではありません!
雪山を楽しむ方には是非読んで頂きたい内容ですので、この場を借りてご紹介させて頂きます。

 

 

『クローズアップ現代』 「相次ぐ“バックカントリー”事故」 2015年2月3日(火)放送

 

IMG_6808

 

バックカントリーでは、ディープパウダー、ツリーラン、地形など、ゲレンデ内では体験できない自然の雪山をそのまま感じることができます。しかし、その楽しさとは裏腹に、雪崩や滑落、遭難といったリスクが常に潜んでいます。大自然の懐の中で遊ばせてもらっている以上、しっかりとしたリスクマネージメントが必要です。

 

それでは今日もスポーツを楽しもう!