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BLOG

2016年1月19日

2016.01.19    世界を魅了するニセコのジャパウ!

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。ビッグフット藤本です。

2014-15に続き、2015-16のカウントダウンもニセコで過ごしたビッグフット。
今週は、ビッグフットのみならず世界の雪山フリークを虜にするニセコの魅力をご紹介致します。
新千歳空港から車で2時間。

ニセコアンヌプリ山(1,308)の裾野に広がる4つのスキー場をまとめて「NISEKO UNITED.」と呼び、「ニセコアンヌプリ国際スキー場」「ニセコビレッジスキー場」「ニセコマウンテンリゾート グランヒラフ」「ニセコHANAZONOリゾート」これら4つのスキー場全てのゴンドラやリフトを利用できる全山共通券や、スキー場の麓からスキー場間を周回するシャトルバスがあります。

ニセコの最大の魅力は何といっても世界に誇るパウダースノーです。冬は北西からの季節風の影響を受けて降雪量が多く「特別豪雪地帯」に指定されており、雪に含まれる水分量が少ない為、非常に軽い雪が大量に降り積もります。雪玉をつくろうと手のひらでギュッと握っても固まらない状況と言えばイメージしやすいでしょうか。実際にナイターを滑っていても、滑った跡がある凸凹した雪面でも新雪の上を滑っている様な浮遊感を味わえてしまうほどです。

 

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今となっては世界に誇るウィンターリゾートとなったニセコですが、そのきっかけは1990年代にニセコのスキー場を訪れたオーストラリア人の口コミだったそうです。

JAPOW(ジャパウ:ジャパンパウダーの略称)はもちろん、それまでの目的地であったヨーロッパやカナダよりもアクセスが容易な点もあり、オーストラリア人の間にニセコ人気が広まっていき、さらにはリピートしていきました。
そこには、公共機関や飲食店が英語表記に対応したり、英語の話せるスタッフを採用するなど、町を上げて彼らを迎い入れていった背景がありました。今ではオーストラリアのみならず、ヨーロッパや北米、アジア圏内では香港、韓国、中国からも観光客が訪れるようになっています。

 

花園ゲレンデのレストハウスのほとんどは外国人観光客でしたし、蝦夷富士こと羊蹄山を背景にシャッターを頼まれたグループは、3組全て外国人でした。
大自然、洋風の街並みに、多くの外国人観光客と、ニセコの街は日本人の私からすると、どこか海外に来たような感覚にすらなってしまいます。

そしてニセコには独自のパウダースノーを楽しむシステムがあります。
「ニセコルール」です。
ニセコルールはスキー場管理区域外を滑走する人々と、すべてのスキー場利用者の安全のために作られた地域の公式ルールで、一部の立ち入り禁止区域を除き、バックカントリーでの滑走を自己責任のもと容認しているのです。ゲレンデとの境界に10カ所のゲートを設け、バックカントリーに出る際は必ずこのゲートを通る決まりです。

もちろん、悪天候や雪崩の危険が高い時にはゲートは開きません。このゲートの状況は、スキー場のスタッフが毎日早朝にゲレンデをチェックして「ニセコなだれ情報」として発信されるのです。ニセコトリップ中は、目覚まし時計を止めるのと同時に、この情報をチェックしていました。

ニセコなだれ情報

ちょうどビッグフットがニセコ滞在中のなだれ情報ですが、最後の一文(標高500m以上は風による雪の移動で程よくリセットされている。良い一日を。謹賀新年。)からは利用者に対する愛を感じてしまいます。

尽きる事の無いニセコの魅力。
ニセコを求め、またニセコに帰っていくのです。

それでは今日もスポーツを楽しもう。