スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。ビッグフット藤本です。

いきなりですが、今週は冬の季語の紹介からです。

ふゆ–じたく　【冬支度】

冬を迎える準備をするという意味ですが、ビッグフットの辞書には『神田小川町スポーツ用品店街』に行くと同義語で扱われます。

この『神田小川町スポーツ用品店街』とは、東京メトロ半蔵門線の神保町駅から都営新宿線の小川町駅までの靖国通り沿いにスポーツ用品店が密集しているエリアで、1972年に開催された札幌オリンピックをきっかけにウィンタースポーツ用品店中心に増えていったようです。現在ではオールシーズンあらゆるスポーツ用品を取り扱っていますが、ビッグフットの冬支度と言ったらこの街に来ないと始まりません。

かれこれ10年近以上通っているこの街は、お目当てのモノが無くたって、予算が無くたって、ただ巡るだけで楽しめてしまいます！

今では、海外の観光客がジャパウ（日本が誇る極上パウダースノー意味。）を堪能する為に、この街に寄って道具を調達し、ニセコや白馬に向かうので、ギアの取り扱いサイズも大きいものが増えてきましたが、それでも30㎝のブーツを探すのは至難の業。行きつけのお店では店員泣かせのまさにビッグフットなのです。笑

カタログが出回る初夏から初滑りまでに10回以上足を運び、試着をくりかえしてそのシーズンの相棒を見つけていきます。今年も12月に入ってやっと相棒に巡り合うことができました。準備万端、いざゲレンデへ！

しかし、自然を相手に楽しむスポーツは、こちらの準備だけが整っても意味がありません。夏のサーフィンは波が無ければできない様に、冬のスノーボードも雪が無くては滑る事はできません。

11月中旬には１m以上の積雪があった標高2450mの立山連峰ですら、同じ時期の積雪はゼロ。今年は異例の暖冬なのです。

暖冬というと冬の期間全体の寒さが和らぐように聞こえますが、実際は12月から2月までの3ヶ月間の平均気温を指します。暖冬の年は過去の記録から、高めの気温が続いた後に、突然気温が下がり厳しい寒さになる事が多く、決して寒さの和らぐ日が続くという事ではありません。

暖冬の年こそ、突然の大雪に備えて、スタッドレスタイヤへの履き替えや、除雪グッズなどの冬支度が必要なのです！

ウィンターシーズンに縁遠い人でも、暖冬の時こそしっかり冬支度をしておきましょう！

それでは今日もスポーツを楽しもう！