2015.12.10 「カクテルの語源について」
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
今週はバーテンダーJが「Barの小話」を紹介させていただきます。
前回は「Barはなぜ入りにくいのか」というテーマでしたが、今回はどうするか、どうするべきなのか悩みました。
悩みに悩み、悩みすぎるあまり降りる駅に気付かず山手線をグルグルと4周半。
不憫に思った神様は私にアイディアを授けてくださいました。
「そもそもカクテルってどうゆう意味なん?」
Oh~my God!! How can I forget about it!! 忘れてた~!
Barの象徴ともいえるカクテル。
本日はその「カクテルの語源について」ご紹介していきたいと思います!
実のところ、カクテルの語源ははっきりとは分かっていません。
しかし、だからこそ粋なもので、こういう言葉があります。
「カクテルはよくできたもので、おつまみ代わりのエピソードがたっぷり添えられている。」
つまり答えがないカクテルの語源を考えると、「こうだったんじゃないか、いや~実はこうだったんじゃない?」というような、おつまみ代わりの尽きない妄想話となるのです。
その中でも有力とされている説をご紹介したいと思います。
【勘違い編】
ある日、メキシコの酒場に水兵たちが来店しました。
色々なお酒やジュースを混ぜたドリンクを小枝でかき混ぜる少年。
水兵は「それはなんだ?」と聞きました。
少年はかき混ぜていた小枝の名前を聞かれたのかと思い、「コックテール」と呼ばれていたその木の名前を水兵に伝えました。
すると水兵の中でこの飲み物が流行り、いつしかみんな「カクテル」と呼ぶようになったからだとか。
【戦利品編】
アメリカの独立戦争中に敵の地主の家に忍び込み、雄鶏を盗んできたバーテンダーがいました。
バーテンダーはその雄鶏をローストチキンにして味方の兵士にふるまったそうです。
盗んできた雄鶏の勲章としてその尻尾をミックスしたお酒の口に差し込んで飾っていたところ、兵士がバーテンダーに敬意をはらいみんなで叫びました。
「コックテール(鶏尾の意)万歳!」
それからというもの、尻尾が飾ってあるお酒を注文するのにカクテルという言葉を使い始めたからだとか。
他にも色々と説はありますが、個人的には前者の勘違い編が好きです。
でも、もしも…かき混ぜていた木が長野県や岐阜県に自生する木「ナンジャモンジャ(モクセイ科)」だったとしたら…
「あっ、バーテンダーさん。なにか…オススメのナンジャモンジャください。」
「このナンジャモンジャって、どんな感じのナンジャモンジャですか?」
きっと、大きな声で注文や質問するのが難しいバースタイルになっていたかもしれませんね。
少年、ありがとう!
Good time for Good life.
それでは美味しいお酒を飲むためにも、今日もスポーツを楽しもう!