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2015年11月

2015.11.26    「Barはなぜ入りにくいのか」

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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

 

今週はバーテンダーJが「Barの小話」を紹介させていただきます。

記念すべき1回目ということで、迷いました。
何について書こうか迷いに迷いました。
迷いすぎて食事が喉を通らない日々を送る中、お客様が一言。
「Barって入りづらいですよねー。」
That’s it!!Oh〜なぜ思いつかなかったのか。
これで食事も喉を通ります。
という訳で、今回は「Barはなぜ入りにくいのか」です。

キーワードとなるのが1920年にアメリカで施行され、その後14年も続くことになるボルステッド法、通称「禁酒法」です。
アルコール中毒や犯罪を減らすことを目的に発令され、お酒の製造、流通、販売を禁止にした法律で違反者には罰金1000ドル、禁固6ヶ月という重罪でした。
いや〜お酒飲んだら逮捕だなんて…unbelievable!!
もし私がこの時代を生きていたら仕事終わりの一杯がドクターペッパーになっていたのでしょうか。
なんと寂しい・・・。

しかし、この禁酒法でアメリカからお酒がなくなったのか?と言えば、答えはもちろん「No!!」です。
誰もこんな法律を守るわけがなく、アメリカでは密造酒と密輸酒があふれかえってしまいました。
禁酒法施行前、ニューヨークには15000件しかBarがなかったのですが、禁酒時代には30000件を超える「もぐり」のBarがあったと言われています。
アルコールに飢えた人々は飲酒をやめるかわりに、違法と知りつつも闇ルートに頼るようになり、大量のアルコールが密販売されました。

ここに目をつけたのがアメリカン ギャング!
またとないビジネスチャンスにアルコールを大量に売りさばいたそうです。
そして儲けたお金で警察と裁判官を買収し、アメリカ社会は国民からお酒を取り上げてしまったことで崩壊寸前。
この事態が誰の目にも明らかになった1933年、禁酒法は廃止されました。

とはいえ、禁酒法とBarが入りづらいということがどう繋がるのか。

昔、Barはハイドアウト(ギャングの隠れ家)と呼ばれていました。
禁酒法がもたらしたギャングの「もぐり」のBarが今のBarの原型となったのです。
扉が重いのは、警察が踏み込む時の時間稼ぎ。
警察に発見されにくいように、外から見えにくく窓もない。
店内が薄暗いのも何を飲んでいるかを分かりづらくさせるためと言われています。
それが、その雰囲気がとても落ち着くとされ、重い扉も逆に日常と店内を切り離して時間を忘れて過ごせると評判になりました。

確かにBarは入りづらい雰囲気を出していると思います。
しかし、隠れ家だからこそ一度中に入れば、お客様は安心して外の世界や肩書き、年齢、いろんなものを忘れて本当の自分になれる場所となるのです。

Barが入りにくいのは、敷居を高くしている訳でもなく、一見様お断りという訳でもありません。
あくまでも演出の一つなのです。
是非この演出も楽しんでください!
Barのある人生も、楽しみが増えていいものですよ。

Good time for Good life.
それでは今日もスポーツを楽しもう!

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