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2015年11月22日

2015.11.22    サッカーでの絆は一生もの

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ

今週はスポーツ業界最長老のヤギです。

今回で最終回、オーストラリアの中学生選抜の日本遠征をアテンドした際に起きたお話
しの続きです。
最終回は遠征最終日の前日に開催された鹿島アントラーズのスタッフによるサッカーク
リニックでのお話し。

今回の日本遠征のオーストラリア側での手配を行った中心人物の卜部さんは実は元Jリー
ガー。高校時代にヤンマーユース(現セレッソ大阪)に所属、その後は実力が認められ
セレッソ大阪トップチームと契約。モンテディオ山形などにも在籍後にオーストラリア
に単身で渡り家具屋さんのアルバイトをしながら現オーストラリアのプロリーグAリーグ
でも選手として活躍。

その際の経験から英語を覚え、人との繋がりが増えて現在はオーストラリアで自身を代
表とする法人を立ち上げたと言う素晴らしい努力家で行動力のある方でした。

そして今回の鹿島アントラーズクリニックに来られたスタッフさんが、その卜部さんのヤ
ンマーユース時代から山形に移籍するまで後輩だった、元プロ選手の宮本さんと言う方
でした。

卜部さんも今回の関東遠征が初の試みと言う事もあり、鹿島アントラーズで宮本さんが所
属しているのは知っているが連絡を取るのは約20年ぶり。そんな卜部さんの突然の依
頼を快く受けていただきこのクリニックが実現しました。

当日、サッカークリニックに慣れている宮本さんがアシスタントの方と普段通り準備を
していると、そこに卜部さんが登場。

二人は満面の笑みで握手を交わし久しぶりのトークを繰り広げる。
それはとても幸せそうな瞬間でした。

その後、選手がそろいクリニックスタート。
当然、慣れている宮本さんは外国人だろうが先輩だろうが関係なく、真剣そのもの。た
くさんの指導をしていただきました。

その中で最後にオーストラリアの選手のみんなにいただいた言葉がとても印象的でした 。

「サッカーで一番大切な事は試合に勝つ事や上手くなる事だけではありません。それと
同時に一緒にサッカーを通して供に過ごし、助け合ったり喜んだり悲しんだりしながら
フレンドリーシップを築いてく事がサッカーで最も大切な事だと信じています。この絆
は一生モノです。そしてサッカーはいつも人を繋げてくれます。この私と卜部のように
。」

進んだ道はセレッソ大阪移籍後からはお互い違えど、サッカーと言う物を何年も変わら
ず続けていた二人だからこそ、また繋がった幸せな日でした。

この翌日、何年後かにアスリードのヤギが今回のオーストラリアの中学生とまたサッカ
ーを通じて繋がれたら素晴らしいな、と思いながら東京観光を終え成田空港行きのバス
に乗る選手団を見送りました。

それではスポーツを楽しもう!