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2015年10月25日

2015.10.25    柏レイソル吉田監督

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

今週はスポーツ業界最長老のヤギです。

今年は何年かぶりに大型連休となった9月のシルバーウィークは皆様はどうお過ごしでしたでしょうか。
ヤギはこれまたサッカーという縁でオーストラリアのクイーンズランド州の中学生男子・女子選抜の日本遠征で国内の様々な手配をさせていただく機会をいただいておりました。

残念ながらヤギは英語は話せませんので通訳はできませんでしたが、今までにないたくさんの体験をさせていただきました。

その中で感じたスポーツの良さを今週から何回かに分けてお伝えできればと思います。

今週は遠征2日目のJリーグでもお馴染みの柏レイソルに訪問させていただいた際のお話しです。

柏レイソルと言えば先日退任を発表されましたトップチームの吉田監督がサッカー界では非常に尊敬できる監督として有名です。

もともと吉田監督は下部組織の監督などをされ、当時トップチームの監督だったネルシーニョ監督が退任されるタイミングでトップの監督になられた経緯があります。

トップの監督になられたあとも時間さえあれば下部組織の選手の練習を見学したり声をかけたりと常にチーム組織の事を考えていたようです。
またそれは選手だけでなくチーム全体のコーチ陣にも同じ意識でいてほしく、普段選手に対して「食事や睡眠など健康状態含めて気を使うように」と言っているスタッフ陣も同じ状態でなければならない、と考えコーチ陣も独身のコーチはトップの選手と同じくチームの食堂で栄養を取るように指示をされていたようです。

そんな中、今回のレイソルでのクリニックがスタートしました。

まず驚いたのはスタッフの数でした。
通常サッカークリニックと言えば1団体に2名程度かと思いますが男女チームに対して4人ずつ以上。
さらにはお手伝いの中学生選手までもがサポートしてくれていました。

これにはオーストラリア関係者は満足で日本のトップチームの練習を堪能しておりました。

さらにはコーチ陣は事前に慣れない英語を覚え選手が楽しんで取り組めるメニューを考えて、選手の名前を呼べるようにそれぞれの選手の名前をシールにカタカナで書き胸に貼りとても和やかなムードで、かつ真剣なトレーニングを行っていただきました。

最後には選手全員にトップチームの食堂で夕飯を用意していただき、お土産にチームグッズなどをお渡しいただきました。

後日談ですがこれは全て吉田監督の指示だったようです。

柏レイソルにとって外国の選手に対して指導することが何よりも貴重な経験と考えてくださり、ここまでの配慮をいただいたということでした。

翌日トップチームのJリーグを観戦したオーストラリアの選手達が何も言わずに自然にチームのサポーターとなり、知らない間にチームタオルやリストバンドなどを購入していたのを見て吉田監督のレイソルがしてくださった対応が言葉は通じないけどオーストラリアの中学生の選手の心に響いたのだと確信しました。

吉田監督、トップチームの監督お疲れさまでした。
日本のサッカーのためにまた次のチームで活躍されることを楽しみにしております。

それではスポーツを楽しもう!