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2015年10月21日

2015.10.21    信頼されるリーダーの条件

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

今日は、以前見たインタビューより、野村克也さん(野球会のドン ノムさん)の提言する「信頼されるリーダーの条件」をご紹介します。

「組織はリーダーの器以上にならない」という持論。

リーダーに必要な条件とは、「この人についていこう」と思わせる信頼があるかどうかに尽きる。
もっとも、信頼なんてものは頭の良さや知識の深さだけでは得られない。
要は「尊敬できる人物か」ということだ。

ノムさんと同じく、中国の呂新吾という思想家もリーダーの資質として、順番に3つあげている。

1つ目は、
深沈厚重(シンチンコウジュウ)な人
これは、物事に動じないどっしりと落ち着いた人という意味。

2つ目は、
磊落豪遊(ライラクゴウユウ)な人
小さなことにこだわらない人という意味。

3つ目は、
総明細弁(ソウメイサイベン)な人
才能が有り、弁の立つ人という意味。

リーダーというと口が達者で、能力が高い人が組織を引っ張るべき人間のように思われがちであるが、それだけでは真のリーダーには到底なれない。
むしろ、つべこべ言わず自らの言動や所作、いわば『背中』を見せることで周囲を引っ張れるのが、誰もが認めるリーダーであるということ。

そもそも所作というのは、何より性格を表すと。

ノムさんは、数々の野球選手を見てきているが、このリーダーの条件を実践していたのは、ノムさんが当時楽天の監督をしていた時の「山崎武司」らしい。

山崎選手は、正に背中を見せてチームを引っ張っていたとのことで、現在は引退してしまっているが、「どこかの球団の監督をやらせればいいのに」とまでノムさんは言っている。
近いうち、山崎武司さんがどこかの球団の監督をやる日がくるのかも。

リーダーを育てる、リーダーになるということを考えると、スポーツの世界もビジネスの世界もほぼ同じような状況だと改めて感じたインタビューだった。