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2015年10月2日

2015.10.02    どんなスポーツにも欠かせない裏方作業!

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

ATHLEADの一大イベント「大学軟式野球サークルNO.1決定戦」も残すところクライマックストーナメントを残すのみとなりました。

各ラウンドのチャンピオンを集結し、総合チャンピオンを決め、関東と関西のチャンピオンとが横浜スタジアムにて対決するという企画!

まだまだ熱い夏は続いています。

そんな企画を主催、運営している私達に欠かせない作業が現地でのグラウンド整備。

そんなグラウンド整備と聞いてよく耳にするのが「阪神園芸」。
本日はその阪神園芸さんの職人技をご紹介します!

阪神電気株式会社の子会社として設立し、後に阪神甲子園球場のグラウンド整備の事業を加えて事業を拡大していきました。

グラウンド整備に最も重要な作業に「トンボかけ」があります。

荒れたグラウンドを平らにする為の道具で、野球経験者の方なら誰もが知っている手軽な道具です。
ただ、そんなトンボを使った整備でも一人前になるには相当な訓練を重ねても2.3年はかかるといいます。

選手が動き回るベース周りや守備位置は自ずと土が減って行き、見た目を綺麗にするだけのトンボかけをしていると、選手がイレギュラーしたり、雨が降って水が溜まってしまいます。
そうならないようにマウンドに向かって高くしていき、逆に外に向かって低く、更に凹凸なく整備をしているのです。
我々にはわからない少しの凹凸も見逃さず全てを平らにする作業は経験でしか学べないことです。

さらに季節や試合時間、雨が降っている日や、試合中に雨が降りそうな日など状況によって硬めに仕上げたりするらしく、まさに職人技と言えます。

さらにさらに、その日使う選手によって、硬めに仕上げたり、柔らかめに仕上げたり、一塁ランナーが盗塁をしやすくするため、ベースから5.6メートルの部分を硬めにしたり・・・選手のことを考えながら整備をしているとのことです。

今、プロ野球は10球団が人工芝を使っていて、ただでさえイレギュラーが少ない場所が多い状況になっています。
そんな中、土のグラウンドの甲子園球場が人気なのはこの「阪神園芸」の並々ならぬ努力とプライドのおかげとも言えます。

今後、グランド整備をする際は、阪神園芸さんのことを思い出し、少しでも参加者の皆さんが気持ち良くプレーできるように心がけて頑張りたいと思いました!

阪神園芸さんはじめ、スポーツを裏で支えてくださっている方に感謝しながら、今日もスポーツを楽しもう!!