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2015年9月22日

2015.09.22    ビッグフットの登山日記 ~あおぞら五つ星レストラン~

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。ビッグフット藤本です。

九州最高峰1935mの宮之浦岳山頂から、本日の宿泊地新高塚小屋まで、森林限界から再び樹林帯へと戻っていきます。
新高塚小屋に到着したのは15時。

山小屋といっても、富士山のような有人の山小屋ではありません。
売店はもちろん寝具などの用意は一切ありません。
受付がいないので予約なんてもってのほかです!笑

山小屋の中は登山者同士で譲り合いながら利用します。
宿泊者で山小屋がいっぱいになると、後から到着した人は外でテント泊となるのです。

※新高塚小屋には先客がいて写真を撮ることができませんでした。この写真は淀川小屋ですが、どちらも同じ様な雰囲気です。

山小屋内に寝袋をしくスペースは十分にありましたが、行動の制限も出てくるので(いびき・寝返り 笑)、山小屋の外でテントを張り野営をすることにしました。
暑くても、寒くても、風が強くても、雨が降っていても、その環境を楽しむ!
ビッグフット、野営の流儀です!
(雨の中のキャンプは好きですが、雨の後の後片付けは大変です。笑)

ウッドデッキの適当な場所を見つけ、テントの設営です。
テントといっても、登山で使うモノは寝袋と同じ位の超コンパクト仕様!
折りたたみのポール2本で組み立てられる簡単なもので、一人で5分もかからず設営ができてしまいます!
重さも2リットルのペットボトルもありません!

寝床ができあがると、次は水の確保へ。
9時間の登山で2リットル近い水を飲んでいましたし、夕食と翌日分の水は、ここで確保しなければなりません。
水が流れる音の方に歩いていくと・・・。

倒木にせきとめられた水が、蛇口代わりのホースを伝わって、流れ出ています。ここが、水場です! 笑

屋久島登山には携帯トイレが必須ですが、ここにきて改めて携帯トイレの重要性を実感しました。
人間が自然の中にお邪魔しているわけですから、水場の川上で猿が何をしようが、人間はそれに従う他ありません。笑
※写真の赤枠に注目!

ビッグフット“も”水場で汗を流すのですが、この環境下での『水拭きタオル』は、旅の疲れを癒す温泉にも匹敵する程の爽快感がありました!(ここでは濡れタオルで体を拭きました)

サッパリすると、次は食事の準備!
準備と言ってもお湯を沸かして入れるだけの、持ち運び便利なフリーズドライ!
しかし、あなどるなかれ!これがまたビックリするほど美味いのです!

『料理は5感で楽しむ』なんて話を聞きますが、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚に加え、食事をする周りの環境と、自分の疲労具合までもが料理の味わいに多大な影響を与えるのです!

一仕事(9時間登山)終えた後のご飯は、何を食べても美味い!
日々の食事もこの夕食の様に、味わい深い食事にすべく、一仕事を全力で取り組もう!
屋久島から遠い代々木のデスクを思い浮かべるビッグフットでした。笑

それでは今日も登山を楽しもう!