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BLOG

2015年9月15日

2015.09.15    ビッグフットの登山日記 ~九州のテッペンであの子を叫ぶ~

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。ビッグフット藤本です。

淀川登山口ではいきなり巨大な屋久杉の歓迎を受け、澄み切った淀川を渡り、雨水の浸食によってできた花崗岩のオブジェに圧倒されながら、ドンドン標高を上げていきます!

淀川登山口から、この宮之浦岳山頂までの標高差は600m弱ですが、昇り降りを繰り返しての累積標高になると1000mにもなります。
1800mを越えたあたりから森林限界を越え、大きな木が無くなります。視界が開け、笹の山道をさらに進んでいきます。
目まぐるしく変わる景色、疲れに気づくこともありません!笑

栗生岳からこの坂を上りきったところが、九州最高峰1935mの宮之浦岳山頂です!

淀川登山口から5時間30分、12時、遂に宮之浦岳登頂です!

山頂といえば360°パノラマ!
カモン、絶景!!!

・・・。

花之江河付近では快晴だったのですが、山頂はこの通りガスっていました。
(晴れていると種子島まで見えるそうです。泣)

自然相手だと予定通りにいかない事も多々あります!
逆に、日本一の降水量を誇るこの屋久島で雨具無しにここまで景色を楽しめた方が珍しい!(移動性高気圧ビッグフットの日頃の行いの賜物!笑)
ポジティブに切り替え、ランチを済ませると本日の宿泊地、新高塚小屋を目指します。

宮之浦岳を背に、ドンドン下っていきます。
そしてこの景色と出会った瞬間、米良美一さんの“もののけ姫”のテーマソングが頭の中で流れてきたのです!

はりつめた~弓の~
ふるえる~弦よ~

屋久島の白谷雲水峡がもののけ姫の舞台になっていることは有名な話ですが、私はこの景色の方がよりもののけ姫的だと感じました。
ヤックルに乗ったアシタカや、犬神モロに乗ったサンが山々を疾走する姿が思い浮かび、ついあのフレーズを叫んでしまうのです!

「あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!!」

実際にもののけ姫のスタッフは、ビッグフットも宿泊した安房地区の民宿に滞在しながらもののけ姫の構想を練ったそうです。
屋久島には、こうしたもののけ姫を彷彿とする景色がたくさんあります!
屋久島登山のもう一つの楽しみ方かもしれません♪

そしてまた樹林帯へと入っていきます。
新高塚小屋に到着したのは15時。

山小屋の中には先客が何人かいて、談笑をしていました。
山小屋には十分な空きスペースがありましたが、ビッグフットは山小屋には泊まらず、新高塚小屋周辺のウッドデッキにテント泊を選択しました。
キャンプでも山登りでも、とにかくテント泊が好きなのです!
土、風、空との距離の近さ?うまく表現できませんが、テント泊の魅力はつきません!笑

夕食の支度があるので今週はこの辺で!
それでは今日も登山を楽しもう!