Athlead03
 
Athlead02
 
Athlead01
 

BLOG

2015年7月26日

2015.07.26    ドイツ遠征 Vol.1

ライター
<? echo $writer2->name; ?>
name; ?>

スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

今週はスポーツ業界最長老のヤギです。

いつも世界の感動秘話をお届けしてますが今回は実際に自分が感じた身近なお話し。
今回のお話はとっても長いので何週かに渡ってご紹介できればと思います。

時は2015年3月26日の朝7:00。

成田空港に横浜市に所属している大豆戸FCさんという中学生のサッカーチームの選手団が約30名が集合しました。(大豆戸FCは毎年関東大会に出場している神奈川県内の強豪チーム)
行き先はドイツ。

チーム初のヨーロッパ遠征をATHLEADが手配しヤギも帯同しました。

まずはじめにこの遠征はチームの監督・コーチ・保護者・そして選手のみなさんの協力があり実現しました。
(関係者の皆様誠にありがとうございました。)

遠征に費やした期間は1年半!

チームとしても初めての遠征で、担当のコウスケコーチは様々な対応に追われ、ドイツに行く前に既にお腹いっぱいな状態だったため、成田空港でコウスケコーチに会ったときにはお互いやっと実現したと出発前から感慨深い状態でした。

そんなコーツ陣の頑張りをもちろん知らない選手達はワクワク感をおさえながらチェックインを済ませ、いよいよ飛行機へ搭乗しました。

選手の中にはドイツが2度目の選手もいたり海外初の選手もいたり飛行機が初の選手もいたりと様々。
そして驚いたのがお小遣いの額。
特にチームとして指定していなかったお小遣いは3万円から18万円まで!!
18万円持って行って何に使うのかと思い、「そんなにお小遣い持って行って何買うの??」と質問したところ「スパイクとか買いたくなったらヤバいじゃないっすか」と。
こんな家庭に生まれたかったと思う反面、最近の中学生っぽいなと驚かされました。
コウスケコーチも「この学年はサッカー以外で心配な部分があるのでお願いします!」と笑いながら意味深なコメント。

何はともあれ機内も大きなトラブルもなく全員問題なくトランジットを入れて約12時間のフライトの末、ドイツに到着しました。
到着した時間は現地時間で夕方17:00を周り、機内食を食べたり、時差だったり、既にお腹が空いているのか空いていないのか分からないままチームバスに乗り込み、約200km先のホテルへ出発しました。

車内では通訳の臼井さん(笑うセールスマン風のドイツの事なら何でも知ってる最高のパートナーでした)のドイツ遠征での注意事項などレクチャーをいただきアウトバーン(ドイツの高速道路)のサービスエリアでドイツで最初の食事をとることにしました。

実は事前にコウスケコーチと打ち合わせをしていた内容で10日間で約30回の食事をとるタイミングの中で3回だけ選手にお金を渡して自分達で買わせたいという1つのチャレンジを遠征の目的の中に入れていました。

3回のうちの第1回が何と最初の食事でした。

サービスエリアで買えるものは限られていたと言うこともありましたが言葉が全く通じない中、どんな食事をするか楽しみにしていると想像通り全員バーガーキング!
メニューも全てカウンターに置いてあるため言葉をしゃべらずとも指でメニューを指せばだいたいの物が出てきました(ヤギもコーチもバーガーキング)。

ただ30名が一気にバーガーキングのカウンターに並んだため他のドイツ人のお客さんを含めどうなるか見ていたところ、ここでまず1つ目の感動がありました。

ドイツの店員さんがイヤな顔一つすることなく一人一人の日本の中学生に丁寧に対応していただき、その対応が終わるまで長い時間を待っているドイツ人達も我が子を見守るかのようにこちらもイヤな顔一つすることなく列の最後尾で待っていただきました。

日本で同じことが起こった場合、こうは行きません。
自分ももしかしたらこれだけ並んでいたら少しイライラしてしまうかもしれません。

ドイツ人の人柄に触れた最初のタイミングでした。
ある意味バーガーキングで食事をして良かったとコウスケコーチも言っていました。

そして食事をとった後、一行はやっとの思いでホテルにチェックイン。
長い1日が終わりました。

翌日からドイツサッカー三昧がはじまりました。

ここで第2の感動。初日の練習はホテル近くのサッカーシューレのグランドで開始しました。
サッカーシューレには人工芝と天然芝のグランドが全部で6面ありさらにはプールや体育館や武道場などスポーツをするための環境が100%完備されており日本にはない環境でした。こんな環境でサッカーできるなんてさすが世界ナンバーワンの国だなと選手といっしょに感動しました。

そして午後からいよいよトレーニングマッチが開始しました。

トレーニングマッチは原則相手チームの練習場にバスで移動して行う事となっており相手によってグランドが変わりました。
どんなチーム達が待っているのか、そしてこれからどんな感動が待っているのか続きはまた次回お届けします。

それではスポーツを楽しもう!