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2015年7月3日

2015.07.03    【名勝負】2人の男。

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。
はい、こんにちは。

7回目の登場、そして、ラッキーセブンを感じたい、いや、感じているカトウです。

またしても名勝負紹介の日がやってきました。
名勝負は世の中には沢山ありますよね。
そして、きっと世界中で毎日名勝負が繰り広げられていることでしょう。

名勝負・・・、今回はどんな名勝負を紹介しようか。
頭の中で数々の名勝負をかけ巡らせているとカトウはあの名勝負を思い出した。
しかも2つだ!1つじゃなくて2つだ!!3つでもなく2つだ!!!

この名勝負は実際に見たわけではない。高校3年生のときに何かの雑誌で見たのだ。
しかし、それだけではあるがカトウはその文章を今日までかた時も忘れることなく、鮮明に覚えていた。その名勝負を紹介しようじゃないか。
※鮮明に覚えていたが、念のため、そう、念のためにウィキペディアを少しだけ見ましたよ。

■名勝負①「ラシュワンという男」

1984年、ロサンゼルスオリンピック柔道無差別級決勝戦。

エジプトのラシュワンは日本の山下の負傷していた右足(肉離れ)を、攻めることなく戦ったという。結果、山下に敗れ銀メダルとなったが、相手の弱点を決して利用しないその姿勢に、後にユネスコの国際フェアプレー委員会からフェアプレー賞が送られたのだ。

ラシュワン、かっこいい。かっこいいぞ、ラシュワン。負けたとはいけ、弱点を攻めないその姿勢。公平に戦いたいその気持ち。真似したいものです。

2つ目の名勝負。彼にはラシュワンの気持ちなんて一かけらもなかったのだろうか。

■名勝負②「チルデンという男」

1920年、ウィンブルドン世界選手権準決勝。

日本の清水の球を打ち返したアメリカのチルデンが、足を滑らせ転倒。
あと一点でセットをモノにできたが、清水はチルデンが返球できるように、ゆっくりと弧を描くボールを送った。しかし、皮肉なことにそのボールは強打で返球され、清水は点を奪われたあげく試合にも敗れた。

清水は後悔したのだろうか。
ゆっくりとしたボールではなく点を取りにいっていれば勝てたのに。
そして、チルデンよ。あなたは清水の気持ちを感じてのあえての強打だったのだろうか。ラシュワンであれば間違いなく、ゆっくりとしたボールに対してゆっくりとボールを返しただろう(いや、どうだろう・・・)。

スポーツというのは技術はもちろんだが、やはり最終的には気持ちの戦いになってくるのではないか。

カトウは感じた。
ラシュワンのフェアプレーな気持ちと、チルデンの勝敗にこだわる気持ち。
この2つの気持ちが重なれば、きっと世界中に愛されるプレイヤーになるのだろうと。

ありがとう、ラシュワン。ありがとうございます、チルデン。
よし、今日もスポーツを楽しもう。