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BLOG

2015年6月26日

2015.06.26    ひでさんの名勝負!!

ライター
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スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。

こんにちは。ひでさんです。

これまでのブログでは、プロスポーツ選手の名勝負をお届けしてきました。
今回は、自分のブログで「自分が実際に体験した名勝負」を惜しげもなくお届けします♪

野球の仕事に就いて約10年。
自分を知っているお客様の8割は「あの運営の人は野球上手なんだろーな」「甲子園でどこまでいったんだろー」と思ってることでしょう。

そんな自分はファールボールを取りに行き、返球する時は、なんと下投げ・・・。

そうです、自分は野球未経験なんです。
隠すつもりはありませんでしたが、騙されてた方にこの場を借りてお詫びいたします!

そんな自分がやってたスポーツは弓道です。
中学時代、少し身長の高かった自分はスラムダンクの影響もあり、本当はバスケがしたかったんです。

バスケ部の見学をし、バスケ部に入ろうと気持ちは固まっていたのですが、兄がやっていた弓道部もどんなもんかと足を運んだんです。
それが運命の分かれ道。。

兄が部長をやっていたこともあり、部員の方に「Jrが来たー」と囲まれて、そのまま自動的に入部確定。

はじめはゴムを使った動作の練習、その後土手に向かって矢を放ち、3.4ヶ月後に始めて道場での練習へ。
なんとなくはじめた弓道でしたが、どんどん魅力にはまって行ったことを今でも覚えてます。

皆さん勘違いしやすい「アーチェリー」との違いは距離などもありますが、わかりやすく言えば、アーチェリーはいかに真ん中に当てるか、弓道はとりあえず当てるというところでしょうか。
わかります?

さて、弓道人口は全国で約13万人(その約半分の6万人が高校生)。
競技人口は皆さんのイメージより意外に多いのではないでしょうか。

ルールとしてはサッカーのPKと似ています。

的への距離は28m。
直径36センチの的に当てればよく、1回につき、4本放ち、8本の合計で競う。
個人戦は8本当たった人同士で1本ずつ打ち合い外した方が負け。
団体戦は大会にもよりますが、5人チームで一番前の人から1本ずつ打ち合い合計20本の当たった数で競います。

県大会レベルは個人戦8分の8当てる人が200名中2〜3人。
団体戦は20分の16から18当てれば優勝というレベル。

そんな弓道で感じた魅力は、矢を放つ時手元が1cmぶれただけで、届く時には35cmずれるという究極の集中力が必要なところ。
どんなスポーツでも大会は緊張して、震えるもの。
その震えに打ち勝ち精神統一して普段の実力を出せた時の喜びを覚えました。

自分の中学は優秀な先生がいたこともあり、県大会優勝常連。
そんなプレッシャーの中、部長を務め、県大会優勝、関東大会5位などの成績を残しました。

どうです?
野球は下投げですけど、弓道はすごいでしょう?!笑

その後は推薦でインターハイ常連の高校へ。
同じ中学からの進学した友達はおらず、家から1時間半の道のり。

県立という事もあり、練習はたった2.3時間。
しかし、その短時間の集中力、部員のベクトルが皆同じところをむいてるのは肌で感じました。
そんな高校時代は2年生の時、県大会を優勝し、インターハイでベスト8をかけた試合で、1本差で敗退。

そんな自分の名場面は、個人戦県大会8本中8本を当て、2人で優勝決定戦へのタイブレイク。
相手が先攻で自分が後攻。
当てられたらプレッシャーになるし、外せばチャンスという状況。
お互い1本目、2本目、3本目共に当て4本目、ついに相手が外しチャンスが!
と思ったら自分も外し・・・。
その後5.6本目を当て、運命の7本目。
相手が外し自分の7本目見事的中。

健闘をたたえ握手した時にお互い号泣した事を覚えてます。

どんなスポーツでも「必死に努力すれば結果はついてくる!」ことを実感しました。

その意識を皆で再認識し、今日もスポーツを楽しもう!