2015.06.19 男と男の直球勝負
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
こんにちは。
はい、こんにちは。
6回目の登場、そして、第六感が冴えわたるカトウです。
今日は名勝負紹介。
何千人、何万人と見ているこのATHLEADブログ。
あの名勝負を紹介するにはうってつけの場ではないか。
何故、今まで気がつかなったのだろうか。
全然、全然、直感が冴えていないではないか。
もしかして、カトウが冴えていたのは、
「チカンは犯罪です」という正義感だったのではないのか・・・。
そう、正義感。
よし、本題である名勝負を紹介しましょう。
それは「2006年プロ野球オールスター 阪神・藤川 VS オリックス・清原」です。
2006年、カトウが高校生になった年。
この日はちょうど日曜日で大好きなプロ野球、しかもオールスターを始めから見ることができました。
「阪神・藤川 VS オリックス・清原」
覚えているのはこれだけです。
甘酸っぱい思春期まっただ中だったからか、その前後の試合展開は全く覚えていなく、藤川と清原の対決だけが鮮明に覚えています。
全4球150キロ越えのストレートを投げ込む阪神の絶対的守護神・藤川球児。
それをすべてフルスイングしたプロ21年目のスラッガー、オリックス・清原和博。
初球、内角高め153キロ、空振り。
2球目、内角高め151キロ、空振り。
3球目、外角やや高め152キロ、ファウル。
そして4球目、真ん中高め151キロ、空振り三振。
かっこいい。
藤川の全球ストレート、そして、清原のフルスイング。
勝った、負けたなんかよりも、この勝負に対する姿勢がかっこいい。
カトウはこの二人の真剣勝負に、興奮、感動を感じつつ少し涙目で見ていた記憶があります。
ただただ、かっこいい。
カトウはこの真剣勝負を皆さんに紹介したくネットで検索しました。
今から9年前。そんな古い記事が残っているのだろうか。
そんな、不安は必要なかったです。
さすがネット社会。
「スポニチ」にしっかりと残ってましたよ、2人の名勝負についてが・・・。
この名勝負、「初のオールスターゲーム開催となったサンマリン宮崎に集まった2万9777人の観衆は、プロとプロとの力勝負にお祭り気分を忘れて、体の震えすら覚えた。」と紹介されていました。
そして、むむ。むむむ。
・・・むむむですよ。
この勝負にはオールスターでの1打席だけではなく、その前の2人の勝負があってこその、この全球直球勝負があったのです。
以下も、「スポニチ」からお借りします。
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もうすぐ40歳になろうとする清原。ひと周りも年下の藤川だったが、この瞬間を楽しみに待っていた。「周りの歓声、ベンチのムード…。マウンドで感極まりそうになった。子どものころからの憧れの人に立ち向かっていけることを思うと感動した」。
藤川がこの日を一日千秋の思いで待っていたのにはわけがあった。その1年前、05年4月21日の巨人-阪神6回戦(東京ドーム)。10対2と阪神が大きくリードしていた7回二死満塁で藤川は清原と対戦した。通算500号本塁打にあと1本と迫っていた清原だが、カウント3ボール2ストライクからのフォークで空振り三振。清原は試合後に言った。
「あの点差でフォーク?ちゃうやろ。ケツの穴小さいなあ。チ○コついとんのかいな」。
捕手のサインとはいえ、ストレート勝負できなかった悔しさが藤川の中から沸々とわき上がった。「あれから真っ直ぐに磨きをかけるようになった。清原さんに育ててもらった。あの時を思い出して投げました」。
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感動カトウ、カトウ感動です。
あのオールスターでの全球直球の勝負にはこんな秘話があったんですね。
試合をしている以上、結果にこだわらなくてはいけません。
ただ、時には1人の男としてプライドをかけた勝負をするのもまたスポーツのいいところでもあり醍醐味ですね。
来月には2015年オールスターがあります。今年は一体どんな名勝負が見れるのでしょうか。
その日を楽しみに、今日もスポーツを楽しもう。