2015.06.07 【感動秘話】チャリティーイベントで空気を読まなかった男
スポーツの楽しさをお伝えするATHLEADブログ。
感動秘話をお届けする日曜日。今週はスポーツ業界最長老のヤギです。
今回はFacebookでご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、とても粋なはからいをしたあるサッカー選手のお話。
ある時、彼はチャリティーイベントに招待された。
主催者曰く「チビッ子たちと軽いゲームをしてほしい」と。
それは子供達10人とPKをして、子供達が1本ゴールを決めるたびに 企業が100万ずつ募金箱に寄付をしていくという、チャリティーイベントだった。
企業も最初から分かっていて、すでに100万と書いた小切手を10枚用意していた。
人だかりができる中、子供達10人とのPKが始まった。
集まった人々は、みんなある同じことを思っていた。
「彼はチャリティーのために小学生が蹴ったボールを止めずにやり過ごすに違いない」と。
しかし実際は違った。
なんと彼は子供が一生懸命に蹴った緩いシュートをガッチリとキャッチしてしまった。
最初はちょっとしたジョークかと思っていたが、彼は次の子シュートも止めた。
そして、次も次も次も・・・。
結局子供達10人全員のシュートを止めてしまった。
お前空気読めと。
「軽い遊びのゲームであろうと、僕の守るゴールにボールを入れさせる訳にはいかない」
静まり返る会場・・・。
このままではチャリティー金額はゼロ。
主催者や関係者が真っ青になっていると、彼は自前の小切手帳を取り出し、
「しかし、ぜひ寄付はさせてもらうよ」
と言うと、金額欄に1000万と記入し、サイン欄に「オリバー・カーン」と書くと、それをカラの募金箱に入れた。
(感動したらシャア〜世界の良い話〜から抜粋)
というプロとして誰よりも負けず嫌いで最高の人間性を持っていたドイツの英雄のお話でした。
スポーツは世界を救う!
それではスポーツを楽しもう!